珈琲考具 ツードリップポット Pro

下村企販のコーヒーライン 珈琲考具のツードリップポット Pro です。

 

 

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まず見た目はすっきりしたデザインで、どんな道具と合わせてもかっこいいです。

私は蓋は使わないので蓋なしで煩わしくないので好印象です。蓋については必要な人もいると思うのでここは好みですね。

注ぎ口は超細口どんなに適当に注いでも湯量が安定します。深煎りの豆をネルドリップでゆっくりねっとりと落とすにはとても使いやすいですが、浅煎りの豆をある程度の速度で酸味をきれいに出すような淹れ方には不向きです。

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また注ぎ口から真下に湯が落ちるため、初心者の方にはとても注ぎやすいです。

今まで普通のケトルを使用してなれている方には、最初は違和感を感じると思います。

直接火にかけるような使い方をしなければハンドルが熱くて持てないというようなことはありません。直接火にかけて使用する人でも、レザーのハンドルカバーが別売りで販売しているのでそちらを使用すればおそらく問題ありません。

コーヒーポットをすでに一つ持っていて、二つ目に超細口が欲しいという方にはお勧めしますが、初めてのコーヒーポットにはもう少し汎用性が高いポットをお勧めします。

超細口ポットの中では価格も手頃な方なのでお求め易いと思います。

ダイソー 500円ミル

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しばらく前に話題になっていたダイソーの500円ミルです。
500円でミルか買えるのは画期的です。
実際に挽いてみるとハンドルが短くツマミが小さいく、下部の径が太くて握りにくいため挽きにくいです。

また、ギアが低速で10g程を挽くのに5分程かかるため毎日これをやるのは正直しんどいです。

メッシュはわりと整っている方で微粉もそれほど多くありません。
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上から細挽き→粗挽き
メッシュの調整は外側からダイヤルを回すだけで5段階変更可能。
簡単に調整できます。

コーヒーを淹れて飲んでみると雑味、塩味、焦げたような苦味を強く感じて、あまり私の好みではありません。

分解も簡単にはできず、メンテナンス性もあまり高くありません。
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工具無しだとここまでしか分解できない

挽くのが大変過ぎるのが一番のネックで、正直あまりおすすめできません。
もう少しお金を出して、挽きやすい物を購入することをおすすめします。

カリタ SS ケトル 700

コーヒーケトル カリタ SS ケトル 700です。

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細すぎずない注ぎ口で、浅煎りのスペシャルティコーヒーを淹れる時も、それなりのスピードで注げるので使いやすいです。なれれば細くゆっくり注ぐこともできるので、深入りのコーヒーをどっしり落とすことも可能で万能だと思います。

注ぎ口がもう少しコーヒーの粉面に近づけて注げると、なお淹れやすいと思います。

私は蓋は使用しないけど、蓋をつけて使用する場合は、蓋を抑えながら注がないと落ちてしまう可能性があります。

直接このケトルを火にかけたりしなければ、ハンドルが熱くて持てないということにはなりません。

とても平均的なコーヒーケトルで最初の一台にはちょうどいいと思います。

私が購入した時は3500円くらいだったのでこちらの商品を購入しましたが、今の6050円という価格なら、もう少し奮発してタカヒロのドリップポットを購入したほうが良いと思います。

 

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注ぎ口はこんな感じ

 

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蓋には引っ掛かりがないので傾けると落ちそう

 

https://www.amazon.co.jp/%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%BF-%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%83%9D%E3%83%83%E3%83%88-%E3%82%B9%E3%83%86%E3%83%B3%E3%83%AC%E3%82%B9%E8%A3%BD-0-7L-52055/dp/B000H77TK0/ref=sr_1_5?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E3%82%B1%E3%83%88%E3%83%AB+%E3%82%AB%E3%83%AA%E3%82%BF&qid=1624933180&sr=8-5

珈琲考具 ドリッパー  2‐4杯用

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下村企販のコーヒーライン 珈琲考具のドリッパーをレビューしていきます。

金属加工の町、新潟県燕三条で作られたステンレスワイヤーだけで作られたデザインは、とても美しくかっこいいです。

実際にドリップしてみると、蒸らしの際に横にも膨らんでいく様子や、ペーパーの横からにじみ出て下に落ちていく様は、まるでネルドリップのようで落としていて楽しいです。

とてもクリアでいながら、コックリとした飲みやすいきれいな味にしあがります。

しかし、一般的な円錐ドリッパーのフィルターとは角度が違うようで、フィルターとドリッパーの間に空間ができることが気になります。そういったちょっとしたストレスから最近はあまり使用しておりませんが、落としても割れない、唯一無二のデザイン、洗いやすく汚れが付きにくい、メイドイン燕、と多くの魅力がつまったドリッパーだと思います。それだけに一般的なフィルターが合わないのがもったいない。

下村企販さんにはここだけ改善していただきたいところです。

 

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左は壁についてるのに、右は浮いている。

 

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ペーパーをこのくらいの角度で折ると

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ぴったり合う


今回使用したペーパーはCAFECのアバカフィルターです。

 

 

Amazon | 珈琲考具 ドリッパー 2-4杯用 39530 下村企販 | 珈琲考具 | ドリッパー

ハリオ Ⅴ60

私が初めて購入したペーパードリッパー、ハリオ Ⅴ60。定番アイテムとなり多くのカフェで使用されており、家で使っている人も多いと思われる定番商品ですね。

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私は以前コーヒーをずっと金属フィルターで抽出していましたが、後処理がめんどくさくなって、ペーパーフィルターを使用したドリップに変えようと思ったとき、使用していた金属フィルターも円錐型だったのと、単純に安くてかわいいという理由でハリオのⅤ60を購入しました。

その後5年くらいは家では毎日Ⅴ60で抽出していたので、特別なんの疑問も持つこともありませんでした。しかし、ドリッパーを何個か使い分けるようになって、ドリッパーごとに味の変化があることに気がつきました。

今様々なドリッパーと飲み比べて比較してみると、ハリオ Ⅴ60は苦みとコクが強く、渋みや雑味も多く抽出され、浅煎りのスペシャルティコーヒーの味をすべて出し切るような使い方に向いていると思います。

カルディなどの安いブレンドや深入りの豆には、ネガティブな成分まで抽出されてしまいやすく向いていないと感じます。

用途を選んで抽出すればとてもいいドリッパーだと思います。

抽出に失敗するとネガティブな成分の割合が多くなっておいしくないです。

樹脂製はよっぽど変な使い方をしなければ熱湯を注ごうが落とそうが壊れない耐久性を持っています。

 

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リブの形状はこんな感じ

 

Amazon.co.jp : HARIO (ハリオ) V60 透過 コーヒードリッパー 02 レッド コーヒードリップ 1~4杯用 VD-02R : ホーム&キッチン

タイムモア C2

先日のアマゾンプライムセールで購入した、タイムモア C2が届きましたので早速レビューしていきたいと思います。

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まず見た目は重厚感があり、とてもかっこいいと思います。メカニカルな見た目は男心をくすぐります。

 

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f:id:satocoffee:20210625083254j:plain分解、組み立ても簡単で、掃除用のブラシも付属してくるため、手入れもしやすいです。

 

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刃はとても鋭利で強くこすると指が切れそうな程。

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付属の巾着は中が2部屋に分かれており、本体とハンドルを分けて収納できるため、本体の凹凸でハンドルを傷つけることなく収納できるようになっています。

 

タンク容量は20~25g程度の豆が入ります。

 

実際にグアテマラSHB ピーベリー ハイロースト 20gを18クリックで挽いてみました。

挽き心地はとてもよくセラミック刃のミルがすりつぶす感覚なら、こちらの刃は切るという感覚で、音もゴリゴリというよりザクザクといった感じです。

本体表面の凹凸が滑り止めの役割をしており、握りやすく力もそれほど必要ありません。

挽いた粉を見てみるととても均一なメッシュで微粉もほとんど出ていません。

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タイムモア C2で挽いた粉で淹れたコーヒーは雑味は少なく飲みやすいけど、味の深いところまで出ているといった印象で、いつものコーヒー豆がより一層おいしく感じました。

今まではカリタのナイスカットGをメインとして使用していましたが、忙しい朝などはナイスカットG、休日など時間があるときはタイムモアで使い分けしていきたいと思います。

 

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ハンドル部分に緑の塗料のようなものが付着していましたが、こすればほとんどきれいになり、使用していくうちに消えるだろうと思い、返品せずにそのまま使用しています。

 

https://www.amazon.co.jp/TIMEMORE%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%83%A2%E3%82%A2-C2-%E6%89%8B%E6%8C%BD%E3%81%8D%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%92%E3%83%BC%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%BC-36%E6%AE%B5%E9%9A%8E%E7%B2%97%E3%81%95%E8%AA%BF%E6%95%B4%E5%8F%AF%E8%83%BD-grinder/dp/B08JHNQMFC/ref=psdc_1954562051_t1_B07VZ9BD7B

ベトナム G7 インスタントコーヒー

知人がベトナムに行った際に購入したG7というコーヒーを先日いただきました。

ブラックと3in1というカフェオレと2種類いただいたのでレビューしていきたいと思います。

 

まずブラックから飲んでみます。

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ロブスタの国ベトナムでパッケージに2グラムの粉を60mlで溶かすと書かれていたため、どんな苦くて濃いコーヒーができるのかと身構えて飲みましたが、飲んでみると日本のインスタントコーヒーよりも苦みが少なく、まろやかな口当たりで、温度が下がっても変な酸味が出てこないため、とても飲みやすく、インスタントコーヒーにしてはおいしい部類だと思います。

ロブスタに身構えていたけど考えてみればインスタントコーヒーのほとんどはロブスタでそのロブスタをよく飲む国だからこそおいしい飲み方を知っているのかもしれませんね。行ったこともないからよく知らないけど。

 

次は3in1のほうを飲んでみます。

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こちらはパッケージを見ても何mlのお湯で溶かすというような表記は見当たらなかったため、とりあえずブラックと同量の60mlのお湯で溶かしてみました。

めちゃくちゃ甘い。コーヒー牛乳に練乳を入れたような味です。甘いけど濃度はたぶんこのくらいが妥当だと思うのでお湯の量はあっていると思います。これ以上お湯を入れても薄くなるだけだと思います。飲み進めると癖になるような味です。最初は甘さにびっくりするけどおいしいです。調べてみたところベトナムコーヒーというものは濃厚なコーヒーにコンデンスミルクを加え甘くした飲み物ということなので、おそらくこれが現地の味なのでしょう。蒸し暑い異国の地でこんな濃厚な甘みのコーヒーを飲んだらそれはおいしく感じることでしょう。行ったことないから知らないけど。

 

今回いただいたG7というコーヒーはブラックも3in1も両方日本の安いインスタントよりレベルが高いと感じました。アマゾンで調べたところちょっと高価ですが取り扱いがあるようなので興味をお持ちの方は買ってみてください。

個人的にはブラックはおいしいインスタントコーヒーの域を出ないけど3in1は日本にはない味なのでそちらのほうをお勧めします。

下記に3in1のアマゾンのリンクを張っておきます。

 

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